権威と服従

権威と服従

近代日本におけるローマ書十三章

宮田光雄著
本体価格:2,600円

サイズ:四六判 320ページ
ISBN:978-4-400-32747-9 発行年月:2003/10/20

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内容紹介

「すべての人は、上に立つ権威に従うべきである」――
古来、キリスト教倫理の基本テキストとなり、同時に激烈な論議の対象ともなったローマ書十三章。
本書は、パウロ思想の射程を政治への良心的=批判的参与と捉えた上で、近代日本におけるその受容の跡を丹念に辿り、天皇制国家とキリスト教信仰との緊張、とりわけ太平洋戦争下の協力と抵抗の諸相を克明に描き出す。聖書解釈史による異色の思想史論。

【著者について】
宮田光雄(みやた・みつお)氏は1928年、高知県に生まれる。1951年、東京大学法学部卒業。東北大学名誉教授。著書『西ドイツの精神構造』(学士院賞)、『政治と宗教倫理』『ナチ・ドイツの精神構造』『現代日本の民主主義』(吉野作造賞)、『非武装国民抵抗の思想』『きみたちと現代』『聖書の信仰』全7巻、『われここに立つ』(以上岩波書店)、『宮田光雄思想史論集』全8巻刊行中(創文社)、『日本の政治宗教』(朝日新聞社)、『アウシュヴィッツで考えたこと』(みすず書房)、『十字架とハーケンクロイツ』『権威と服従』『ボンヘッファーとその時代』(新教出版社)、他。訳書 カッシーラー『国家の神話』、テート『ヒトラー政権の共犯者、犠牲者、反抗者』(後者共訳、創文社)、クーピッシュ『カール・バルト』、ベートゲ『ディートリヒ・ボンヘッファー』(以上共訳、新教出版社)他。

【目次より】
序 章 分析の視座 
第一章 プロテスタント宣教師たち 
 1 『十戒』とまことの神 
 2 『ローマ書注解』(邦訳版) 
第二章 明治キリスト教とローマ書十三章 
 1 明治初年から不敬事件まで 
 2 日清・日露戦争以後 
第三章 大正デモクラシーとローマ書十三章 
 1 内村鑑三の『羅馬書の研究』 
 2 大正デモクラシーとキリスト者 
第四章 天皇制ファシズム確立期のキリスト教  
 1 一九三〇年代初期のローマ書十三章 
 2 国体明徴運動と《日本的キリスト教》 
 3 日中戦争下のローマ書十三章 
第五章 太平洋戦争の只中で 
 1 神学者とローマ書十三章 
 2 社会科学者とローマ書十三章 
 3 殉国と殉教とのあいだ 
終 章 反省と展望   
 あとがき 
 人名索引 

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