なぜ私は生きているか

なぜ私は生きているか

J・L・フロマートカ自伝

J・L・フロマートカ 著/佐藤優 訳
本体価格:2,380円

サイズ:四六判 193ページ
ISBN:978-4-400-34415-5 C1016 発行年月:2008/04/30(原本1997)

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内容紹介

第一次大戦から第二次大戦後の冷戦期に至る20世紀の激動の時期、民族主義、ファシズム、マルクス主義の狭間で「神学する」ことを貫いたチェコの知識人フロマートカ(1889-1969)の自伝。

国家と教会、歴史と信仰の問題をめぐる彼の透徹した思索は大きな影響を及ぼした。
若き日の佐藤優氏による訳業。また同氏による巻末解説はフロマートカの全体像を伝えるものとして重要である。鬼才・佐藤優氏の原点。
※本書は、1997年に小社より刊行された原本をオンデマンド方式によって復刊したものです。図版など一部に不鮮明なところがあります。


佐藤優著『私のマルクス』(文芸春秋)より
 緒方先生の研究室から神学部図書室に行き、Hromadkaの項を引いてみた。ドイツ語でフロマートカの主著『人間への形成途上における福音』、『無神論者のための福音』、英語で『昨日と明日の間の神学』を見つけ出し、早速、借り出して読んでみた。そのときから私はフロマートカの知的引力圏に引き込まれて、二十五年以上経った現在もそこから抜け出すことができないのである。......


【訳者・解説者について】
佐藤優(さとう・まさる)氏は1960年生まれ。1985年、同志社大学大学院神学研究科博士課程(前期)組織神学専攻修了の後、外務省入省。95年まで在連合王国(イギリス)、ソヴィエト連邦、ロシア連邦日本国大使館勤務。92-95年、モスクワ国立大学哲学部宗教史宗教哲学科客員講師(宗教改革史、現代プロテスタント神学)。95年より外務省国際情報局分析第一課に勤務する傍ら、東大非常勤講師を務める。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、東京拘置所に拘留された。05年に有罪判決を受けて上告。現在、起訴休職外務事務官。
著書に『ソ連のほんとうのホント』(アイペックプレス、91年)、『教会と世界』(共著、ロシア語)、またフロマートカ『プロテスタント神学の転換点』(編書、ロシア語、93年)ほか多数。『国家の罠』(新潮社、05年)により毎日出版文化賞特別賞、大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞受賞。論壇で旺盛な執筆活動を行っている。


【目次より】
I 精神不安定な状態から神学へ 1914年まで
   最初の深刻な諸問題
   大学と教師
II 戦争、革命と脆弱な平和 1914-1934年
   教会活動のなかで
   戦争、革命、永遠の神学的問題
   オーストリアの崩壊とチェコスロヴァキア国家
   マサリク
   新しい神学的潮流との対決
   カトリシズムとキリスト教を巡る闘争
   正教会とソ連
   ヨーロッパの危機、神学の試練
   ドイツ・プロテスタンティズムに対する診断書
III 混沌たる時代のアメリカの勝利 1939-1947年
   アメリカの神学的、政治的ジレンマ
   第二次世界大戦の結果と西側の人間
   世俗化、人類の可能性と脅威
IV 第二次世界大戦の廃墟の上で 1947年以降
   アメリカ滞在の総括
   チェコスロヴァキアの二月事件
   開かれたゲットー
   歴史はキリスト教のためにのみ存在するのでもなければ
    共産主義者のためだけに存在するのでもない
   世俗化の核心
   分裂した世界の中での公正な共存に向けた闘い
   歴史、信仰、政治
   社会主義の岐路
   基盤の原動力
   神学の慰め

解 説(佐藤優)
 第一章 フロマートカの自伝の書かれた背景
 第二章 フロマートカの生涯
   第一節 フス神学校教授就任まで(1889-1920年春)
   第二節 フス神学校時代(1920年夏―1939年春)(
   第三節 アメリカ亡命時代(1939年夏―1947年秋)
   第四節 コメンスキー神学校時代(1947年冬―1969年)
 第三章 フロマートカ死後のフロマートカ学派

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