故蛭沼氏の偉業がついに完結する。現在まで公にされている新約本文パピルス(126番まで)のうち、本巻は47番から100番までを扱う。可能な限りパピルスの写真版も加え,本文を転記し,一語一語を他の写本と比較検討していくという壮大な企画で、単なる写本の紹介でなく,本文の分析まで施した世界的にも稀な労作である。
*I巻とII巻は、大阪キリスト教書店より既刊。
(大阪キリスト教書店 大阪市北区曽根崎新地2-1-15
電話:06-6345-2928)
著者 蛭沼寿雄(ひるぬま・としお)
1914年生まれ。東大文学部言語学科卒業。関西学院大学文学部教授。2001年没。
『新約正典のプロセス』、『新約古典ギリシヤ語の読み方』、『新約本文学史』など著書多数。