大いなる招待
大いなる招待
キリスト教講話集I 新教新書269
井上良雄著
本体価格:1,700円
サイズ:新書判 312ページ
ISBN:978-4-400-51450-3 C1216
発行年月:2012/04/16
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内容紹介
清冽なる福音
井上良雄氏(1907―2003)は戦前、「芥川龍之介と志賀直哉」などで注目された気鋭の文芸評論家であったが、様々な彷徨を経て敗戦の年の復活節に受洗しキリスト者となった。戦後はキリスト者平和の会で活動、また東京神学大学でドイツ語を教授しつつ、バルト「和解論」全巻の翻訳に打ち込み、また日本基督教団の社会委員長を歴任するなど、一信徒として教会に仕えた。バルトと並んで氏が情熱を傾けて研究したブルームハルト父子に関する評伝『神の国の証人ブルームハルト父子――待ちつつ急ぎつつ』は名著との声価が高い。
没後に書斎で14冊の説教ノートが発見され、夫人からそれを託された戒能信生牧師が20編の説教を復元・校訂し、新書判2冊で刊行する。
本巻には1940年代と50年代のもの10編を収録。至純な魂と福音とが響きあう。
【目次】
大いなる招待
マタイ福音書一一・二八―三〇
もろもろの心労
Iテロ書五・七―一一
姦淫の女
ヨハネ福音書八・一―一一
キリスト者の自由
ガラテヤ書五・一―五、一三―二四
人生の断層
使徒行伝一六・一六―三四
汝は我を知り給う
詩編一三九篇
汝の敵を愛せよ
マタイ五・四三―四八、IIリ二・五―一
虚無に抗して
ロマ書一三・一一―一四
イエスを仰ぎ見るべし
ヘブル書一二・一―四
世にありて
ヨハネ福音書一六・一六―三三
著者:井上良雄氏
