ローマ帝国とイエス・キリスト

ローマ帝国とイエス・キリスト

磯部隆
本体価格:2,600円

サイズ:四六判 473ページ
ISBN:978-4-400-12107-7 C1016 発行年月:2013/07/24

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内容紹介

イエス・キリストの世界史的意味を
当時の世界帝国の背景から解明する。

「ガリラヤの人イエスは、エルサレムの思想的な状況をよく知り、かつそれに対して反省的に吟味する立場に立つとともに、また、おそらく、われわれが想像する以上にローマ文化の価値意識や思考様式をよく知っていた。彼はそれらとの内面的対決を経たうえで、イスラエルの伝統のもっとも深い精神に返りつつ、それを新たな方向へ展開させたのである。
それゆえイエスは、最後にエルサレムに上り、彼が新しく切りひらいた精神の地平にイスラエルを導こうとしたし、彼の死後、イエスに従う者たちはローマ帝国を思想のうえで掌握して、世界史の展開経路を大きく切りかえてゆくことになる。
『ローマ帝国とイエス』という視角設定なくしては、イエスの言葉と行為の世界史的な意味を十分に受けとめることができないだろう。」(本書より)

【著者について】
いそべ・たかし氏は1947年生れ、名古屋大学大学院法学研究科博士課程修了。ハーバード大学客員研究員を経て名古屋大学法学部教授。現在名古屋大学名誉教授、愛知みずほ大学非常勤講師。
著書『預言者イザヤ』(サンパウロ、1991年)、『エレミヤの生涯』(一麦出版社、1994年)、『神の箱』(春風社、2005年)、『古代オリエント世界像からの脱出』(同、2008年)、『ローマ帝国のたそがれとアウグスティヌス』(新教出版社、2017)など。

【目次より】
 第 I 部 イエス
序 章 課題
第1章 洗礼者ヨハネ
第2章 イエスの洗礼
第3章 イエスの召命文
第4章 「福音」への待望
第5章 ローマ皇帝の「福音」
第6章 悪魔との対決
第7章 カファルナウムの男
第8章 ゲラサの男
第9章 貨幣物神
第10章 病気のいやしと安息日
第11章 深きあわれみとクレメンティア
第12章 放蕩息子のたとえ
第13章 ぶどう園の労働者のたとえ
第14章 二つのたとえ
第15章 ローマ帝国と神の国
第16章 ローマ皇帝の管理人
第17章 徴税人の頭ザアカイと都市下層民
第19章 聖都とベタニヤ
第20章 大祭司カイアファ
第21章 神殿境内での象徴行為
第22章 山上の説教
第23章 権威をめぐる闘争
第24章 ゲツセマネ前後
第25章 裁判と嘲笑
第26章 死と復活

 第 II 部 弟子たち
序 章 原始教団諸派
第1章 ペトロとその仲間たち
第2章 ステファノとヘレニストたち
第3章 パウロの回心と異邦人伝道
第4章 主の兄弟ヤコブとその支持者たち
第5章 ペトロ像をめぐる相克
第6章 イスカリオテのユダ像の形成

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