文脈化するキリスト教の軌跡

文脈化するキリスト教の軌跡

イギリス人宣教師と日本植民地下の台湾基督長老教会

三野和惠
本体価格:7,000円

サイズ:A5判 528ページ
ISBN:978-4-400-22726-7 C3016 発行年月:2017/03/17

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内容紹介

日本植民地支配下の台湾へと派遣された宣教師キャンベル・N・ムーディ。
台湾人キリスト者たちとの出会いは、両者を大きく変えていく――。

植民地支配下という文脈(コンテクスト)と格闘しながらキリスト教の教え(テクスト)を解釈し、福音を探し求めたイギリス人宣教師と台湾人たち。その出会いと信仰の変遷を、台湾、イギリス、日本に残された膨大な資料から浮かび上がらせる。
日本の帝国主義下で文脈化した福音の軌跡をたどる、貴重な研究。

【目次より】
第1章 ムーディにおける宣教師としての自己形成と台湾人との出会い
  ――グラスゴーから彰化へ(1895―1914)
第2章 台湾人信徒のキリスト教理解と教会形成
  ――林学恭、廖得とムーディとの関わり(1895― 1927)
第3章 ムーディによる宣教事業の捉え直し
  ――教会自治運動の中での宣教師の役割への問い(1915―1931)
第4章 台湾人信徒による自治的宣教事業
  ――林燕臣・林茂生らによる「神の国」への呼びかけ(1928―1934)
第4章 補 論 台湾人信徒による神学的追求
  ――雑誌『福音と教会』にみる危機神学と全体主義批判(1933―1939)
第5章 ムーディにおける「苦しみ」の神学
  ――「失敗」した宣教事業と社会正義をめぐる考察(1932―1940)

【著者について】
三野和惠(みの・かずえ)
1986年 新潟県生まれ
2009年 国際基督教大学教養学部社会科学科卒業
2011年 京都大学大学院教育学研究科修士課程修了
2016年 同博士後期課程修了、博士(教育学)

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