神の和の神学へ向けて
神の和の神学へ向けて
三位一体から三間一和の神論へ
宮平望著
本体価格:2,400円
サイズ:A5判 320ページ
ISBN:978-4-400-32764-6 C3016
発行年月:2017/05/15
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内容紹介
日本から発信する神学!間と和の普遍性
キリスト教の核心的な教理とされる三位一体論は、古代ギリシャ・ローマ世界で形成されたいわば偶然の産物だった。もしも聖書が古代日本で受容され、日本で神学が展開されたとしたら、神論はどのような形をとっただろうか?
聖書が証言する神を、日本的な思考と感覚をとおして表現し告白しようと試みる、まったく新たな神学の冒険。
*かつてすぐ書房から刊行された書を、版元廃業のため、いま、こここに復刊。
【目次より】
第一部 三位一体論――三つの位格と一つの実体
第一章 テルトゥリアヌスの三位一体論と「所有」概念
第二章 アウグスティヌスの三位一体論と「存在」概念
第三章 バルトの三位一体論と「生成」概念
第二部 三間一和論――三つの間と一つの和
第四章 神の和の神学の風土的基盤
第五章 神の和の神学の神学的基盤
第六章 神の和の神学の聖書的基盤
著者:宮 平 望(みやひら・のぞむ)は1966年生まれ。同志社大学、ハーバード大学、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学などで学ぶ。現在、西南学院大学国際文化学部教授、神学博士。 著書には、『神の和の神学へ向けて』、『責任を取り、意味を与える神』、『苦難を担い、救いへ導く神』、『戦争を鎮め、平和を築く神』、『現代アメリカ神学思想』、『神の和の神学入門』、新約注解「私訳と解説」シリーズ全12冊、『ゴスペルエッセンス』、『ゴスペルフォーラム』などがある。詳しくは、宮平望のホームルームを参照。