〈グローバル・ヒストリー〉の中のキリスト教

〈グローバル・ヒストリー〉の中のキリスト教

近代アジアの出版メディアとネットワーク形成

ミラ・ゾンターク編
本体価格:5,200円

サイズ:A5判 296ページ
ISBN:978-4-400-21327-7 C1016 発行年月:2019/06/21

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内容紹介

キリスト教史への新たな視角=〈グローバル・ヒストリー〉!

〈グローバル・ヒストリー〉という概念を手がかりに、大陸をまたぐネットワークと多極構造を反映する新たなキリスト教史の構築を目指す「ミュンヘン学派」。
主導するコショルケ氏ら7名の論者が、近代東アジアにおける活字メディアに着目した意欲的共同研究。
編者のミラ・ゾンターク氏は立教大学文学部キリスト教学科教授。

【目次より】
第1部 「グローバル・クリスチャニティのミュンヘン学派」とは何か
第1章 キリスト教のグローバル・ヒストリー
    ――新しい地図の必要性 クラウス・コショルケ
第2章 宗教と人口移動
    ――グローバル・クリスチャニティの多極的歴史観 クラウス・コショルケ
第3章 東シリアのネストリウス派「東方教会」
    ――近代以前のアジアにおける大陸ネットワーク クラウス・コショルケ
第2部 近代アジアとアフリカのキリスト教系新聞・雑誌の比較研究
    ――「グローバル・クリスチャニティのミュンヘン学派」の最新プロジェクト
第4章 新聞・雑誌に映し出される1900年頃のアジア・アフリカ現地人キリスト教徒エリート
    ――研究プロジェクトの狙いと選定資料の紹介 クラウス・コショルケ
第5章 近代アジアにおける現地人キリスト教徒エリートのネットワーク
    ――日印交流によって促進されたキリスト教国際主義 クラウス・コショルケ
第6章 フィリピン教養人イサベロ・デ・ロス・レイエスと「フィリピン独立教会」
    ――植民地支配下の公共圏における独立公表 アドリアン・ヘルマン
第3部 近代東アジアにおけるキリスト教系新聞・雑誌の比較研究
第7章 キリスト教愛国主義と大日本帝国の膨張主義
    ――近代日本キリスト教徒エリートの「神の国」論 ミラ・ゾンターク
第8章 『新人』の誕生
    ――同時代のキリスト教におけるグローバルな伝道文化との関連で マイケル・I・シャピロ
第9章 『万国公報』における中国人知識人のキリスト教観
    ――儒学的価値観との対立と調和 倉田明子
第10章 The Chinese Recorder考
    ――19世紀後半における自立教会の形成をめぐる議論 渡辺祐子
第11章 近代台湾における非エリート的文字文化の成立
    ――教会白話ローマ字と『台湾教会公報』が果たした役割をめぐって 高井ヘラー由紀
第12章 大日本帝国と福音派プロテスタント教における「公共」と朝鮮キリスト教(1910-1919)
    ――『公道』と『基督青年』にみる植民地朝鮮のキリスト教公共圏形成 マイケル・I・シャピロ

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