アジアのまなざしから
2001年9・11以降、世界の様相はすっかり変わってしまった。「テロとの戦い」を前面に掲げるアメリカの武力政策が各地に緊張をもたらし、それへの対応をめぐって世界が回っている。
こうしたアメリカの行動様式はどのようにして形成されてきたのか、その背後にあるイデオロギーはいかなるものか、それが今日どのような影響を世界各地にもたらしているか、それを克服して真の平和を創造する方途は何か――等々の問題を、神学、政治学、開発経済学、ジャーナリズムなど多様な立場から読み解こうとする学際的な試み。
【内容目次】
01「ブッシュの戦争」とキリスト教原理主義 栗林輝夫
02「アメリカの平和」を越えるもの 木村公一
03 アメリカは変わったか C・ダグラス・ラミス
04 現代テロリズムと民族・宗教紛争 村井吉敬
05「アメリカ的キリスト教」の検証 藤井 創
06 ブッシュ・ドクトリンと東北アジアの危機 岡本 厚
解題 キリスト教「帝国」アメリカを読む 栗林輝夫