北欧フィンランドからやって来たクリスマスの絵本です。
ひとりぼっちの小さなエルフは、自分を世界一不幸だと思っていました。けれども、悩んで悩んで、工夫した末に、今年のクリスマスは、お客さんを招くことに大成功。みんなで喜びを分かち合う時がもてました。クリスマスの「こころ」は、エルフの心の中にも、ちゃんと届きました。エルフはもう、ひとりぼっちでも、ちっぽけでもありません。
絵を担当したハンヌ・タイナ(Hannu Taina)は1941年、フィンランドのヘルシンキ生まれ。美術学校を卒業後、グラフィック・アーティストとして広告の仕事をする。75年からフリー、児童書の絵を手がける。77年から描いた「プクプク=クマ」シリーズは、フィンランドの"プーさん"として愛され、ベストセラーに。86年に出版された「ちいさなおうさま」は、87年、BIBグランプリ受賞。その日本語版(さかいれいこ・訳)は89年、冨山房より刊行。