別冊 川島第二郎著 「ネイサン・ブラウンと『志無也久世無志與』」
全世界で数部しか残存していない稀覯書の、待望の覆刻!
『志無也久世無志與』は、日本語訳としては初めての、新約聖書全巻の翻訳(明治13年、1880年)である。
聖書和訳史上、また日本語研究上も、貴重な資料。

・タイトルは万葉仮名で「しんやくぜんしょ」と読む。
・アメリカ・バプテスト教会宣教師N.ブラウンが、ギリシア語原典から、大衆に分かりやすい聖書となることを心がけ、俗語を交えた平明な文語体・平仮名書きで訳した。
・ひらがな分かち書き、テンとマルの2点法、連続活字の採用など、国語史、印刷史的にも興味深い。
ブラウンおよび『志無也久世無志與』の歴史的意義については、研究の第一人者である川島第二郎氏が詳細な解説を執筆、別冊として付す。
別冊「ネイサン・ブラウンと『志無也久世無志與』」は、A5判・並製・240頁。
朝日新聞2008年11月30日書評欄で紹介。