国家と教会 I
【2月25日発売予定】
ハンディな文庫で読めるバルトの新選集。第2回配本
若きバルトが、宗教社会主義の立場から弁証法神学を経て反ナチ闘争に参与して行くまでの激動の道程を刻む、重要論考7編を収録。
特に「神学的公理としての第一誡」や「今日の神学的実存!」は発表当初から大きな反響を呼んだ。
バルトがヒトラーに「今日の神学的実存」を送りつけたことは有名。
「教会と国家」の問題を考える上で、現在も落とすことのできない必読文献である。
【目次より】
イエス・キリストと社会運動 (1911年)
神の義 (1916年)
聖書における新しき世界 (1917年)
社会の中のキリスト者 (1919年)
神学的公理としての第一誡 (1933年3月)
今日の神学的実存! (1933年6月)
訣 別 (1933年10月)
決断としての宗教改革 (1933年10月)
【編訳者について】
天野有(あまの・ゆう)氏は1955年静岡県生まれ。1979年早稲田大学教育学部教育学科卒業。1982年西南学院大学神学専攻科修了。1982-1984年、日本バプテスト連盟奈良キリスト教会牧師。1991年九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。1993年ドイツ・ヴッパータール神学大学にて、ベルトルト・クラッパート(B. Klappert)教授のもとで Dr. theol.(神学博士号)取得。現在、西南学院大学神学部教授、日本バプテスト連盟・福岡ベタニヤ村教会員。
著作・論文・訳書:
Karl Barths Ethik der Versöhnungslehre. Ihre theo-logische Rezeption in Japan und ihre Bedeutung für die kirchlich-gesellschaftliche Situation in Japan, Frankfurt am Main u.a. 1994. 「解放をもたらす言葉(?コリント7,20)――ルター的理解への問いとしてのバルトの〈召し/召命(klh/siõ)〉理解――」(『西南学院大学神学論集』2002年所載)、他。カール・バルト『キリスト教的生?』『キリスト教的生?』(新教出版社、1998年)、同『国家の暴力について――死刑と戦争をめぐる創造論の倫理――』(同、2003年)