戦争・平和・キリスト者

戦争・平和・キリスト者

ローランド・ベイントン[著]/中村妙子[訳]
本体価格:5,450円(10%税込定価: 5,995円)

サイズ:A5判 398ページ
ISBN:978-4-400-21346-8 C1016
発行年月:2025/05/29(1964)

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内容紹介

【オンデマンドブック】

古代から現代にいたる戦争の思想史

著名な教会史家が、古代から現代にいたるユダヤ・キリスト教の伝統の中で戦争観・平和観がいかに変遷したかを辿り、キリスト教会の功罪を正面から見据えつつ、福音信仰に依って立つ平和創造の可能性を問う。
原書は1960年刊行。中村妙子氏の邦訳は1963年に刊行された。長く品切れだった名著を、戦後80年記念復刊として送る。

【目次より】
第一章 古代における平和の理想
第二章 正義の戦いの古典的起源
第三章 旧約聖書における十字軍思想の淵源
第四章 新約聖書における戦争と平和
第五章 古代教会の平和主義
第六章 キリスト教公認後のローマ帝国における正義の戦いの理論
第七章 正義の戦いから十字軍、および分派の平和主義ヘ
第八章 文芸復興期におけるユートピア思想と正義の戦いの理論の復活
第九章 宗教戦争
第十章 歷史的に平和主義をとる教派について/原住民に対する戦争について
第十一章 啓蒙時代
第十二章 ウォータールーからハルマケドンまで/比較的平和な時代
第十三章 戦争追放から原爆まで
第十四章 過去と現在
第十五章 もし、然らば

【著者】ローランド・H・ベイントン(Roland H. Bainton, 1894-1984)は、名著『われここに立つ』『宗教改革史』を含む多くの邦訳によってわが国にもよく知られた教会史家である。英国に生まれたが、8歳のとき組合教会の牧師だった父に伴なわれて渡米し、イェール大学で学位を得た。以来停年退職まで約40年にわたってイェール神学校で教会史を講じ、多数の著書・論文を公にすると共に、多くの優れた研究者を育て上げた。再洗礼派に共感を寄せる平和主義者としても知られる。

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