イエスとの初めての再会

イエスとの初めての再会

史的イエスと現代的信仰の核心

マーカス・ボーグ著/西垣二一、三ツ本武仁訳
本体価格:2,500円(10%税込定価: 2,750円)

サイズ:四六判 256ページ
ISBN:978-4-400-12034-6
発行年月:2011/01/24

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内容紹介

アメリカ中部の保守的なルター派教会の中で育った著者は、幼少時に教会の教えにひそかな疑問を抱き、長じて神学校で批判的聖書学を学ぶに及んで、一度は完全に信仰を棄てた。
しかし、新約聖書学の専門家としての研究を深めるかたわら、さまざまな霊的体験を経て、30代のとき、ふたたびイエスと出会った。
本書は、そうした著者の信仰遍歴を率直に語りながら、現代の先端的な聖書学研究の成果を決して無視せず、むしろそれらを積極的に踏まえながら、現代人が受け入れることのできる新しい「信仰」のあり方を提起する。
既にイエスは分かっていると思っている人にも、初めての再会を促すチャレンジの書。

【目次より】
第1章 イエスとの再会
第2章 どんな男だったのか?――復活前のイエス
第3章 イエス、憐れみ、政治
第4章 イエスと知恵――革新的な知恵の教師
第5章 イエス、神の知恵――肉となったソフィア
第6章 イエスのイメージとキリスト者の生活のイメージ

著者 マーカス・J・ボーグ(Macus J. Borg)
1942年アメリカのノースダコタ州で敬虔なルター派の一家に生まれる。地元のカレッジを経てユニオン神学大学、オクスフォード大学で学ぶ。神学博士。オレゴン州立大学教授。妻が司祭を務める聖公会に属する。イエス・セミナーのメンバー。活発な著作・講演活動を行っている。多くの編著書のうち『イエス・ルネサンス』、『イエスの言葉ブッダの言葉』、『聖書の意味をたずねて』、『キリスト教のこころ』、『イエス最後の一週間』(クロッサンと共著)などの邦訳がある。

訳者 西垣二一(にしがき・つぎかず)
1928年神戸に生まれる。関西学院大学神学部、同大学院、ボストン大学大学院、ヴァンダービルト大学大学院等で学ぶ。神学博士。日本基督教団神戸丸山教会、東神戸教会、福岡女学院、聖和大学に勤務。聖和大学学長、広島女学院大学学長、同院長、同理事長を歴任。
著書:『牧会カウンセリングをめぐる諸問題』(2000年)。訳書:ヒルトナー『牧会カウンセリング』(1969年)、ナウエン『傷ついた癒し人』(1981年)他。

訳者 三ツ本武仁(みつもと・たけひと)
1970年、東京都文京区に生まれる。2004年、関西学院大学神学部卒。同大学院神学研究科後期課程満期退学。日本基督教団神戸栄光教会伝道師を経て、2008年より山形学院高等学校宗教主任。

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