イエスの譬え話1

イエスの譬え話1

ガリラヤ民衆が聞いたメッセージを探る

山口里子著
本体価格:2,000円(10%税込定価: 2,200円)

サイズ:A5判 198ページ
ISBN:978-4-400-12758-1 C1016
発行年月:2014/10/09

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内容紹介

目からウロコ!  そういうことだったのか!

イエスの譬え話の核心は「神の国」であり、「慈愛に満ちた父なる神の支配」を伝えるものだと解釈されてきた。だが、小作人たちのもとに何度も奴隷を送りつけてくる不在地主、日雇い労働者を探す農場主、使用人に利殖を要求する主人、弟息子の帰郷を迎える家長は、はたして神の寓喩(アレゴリー)だったのか? もっと素直に読んではいけないのか?
ガリラヤ民衆の誰もが疑問も反抗も許されることなく生きていた支配と収奪の中で、イエスは皮肉とユーモアを込めた話術でその現実に気づかせる。そして……。
【目次より】
第1章 ぶどう園の小作人たち(マルコ12:1b―9a)
第2章 ぶどう園の日雇い労働者たち(マタイ20:1b―15b)
第3章 タラント(マタイ25:14―30)
第4章 不正な財産管理者(ルカ16:1b―8a)
第5章 父と息子兄弟(ルカ15:11b―32b)
第6章 愚かな金持ち(ルカ12:16b―20)
第7章 失くした羊(ルカ15:4―6)
第8章 失くした銀貨(ルカ15:8―9)
【著者について】山口里子(やまぐち・さとこ)
1945年生れ。日本聖書神学校に学ぶ。1988年よりアメリカ・ケンブリッジにあるハーヴァード大学神学部とエピスコパル神学校(EDS)で学び、1996年にEDSより博士号取得。ストーニーポイント・センター常駐神学教師、ニューヨーク神学校・ニューアーク神学校講師を経て帰国。2000年より日本フェミニスト神学・宣教センター共同ディレクター。恵泉女学園大学、聖心女子大学、日本聖書神学校、農村伝道神学校などで講師を務める。著書、Mary and Martha: Women in the World of Jesus、『マルタとマリア:イエスの世界の女性たち』、『虹は私たちの間に:性と生の正義に向けて』、『新しい聖書の学び』、『いのちの糧の分かち合い』、『イエスの譬え話2』(以上、新教出版社)他。

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