交差するパレスチナ

交差するパレスチナ

新たな連帯のために

在日本韓国YMCA(編)
本体価格:2,400円(10%税込定価: 2,640円)

サイズ:四六判 208ページ
ISBN:978-4-400-40759-1  C1036
発行年月:2023年3月

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内容紹介

パレスチナ解放闘争の交差性

日・韓・在日を架橋する運動体にして、2006年からパレスチナとの交流事業を継続してきた在日本韓国YMCAが2021〜22年に主宰したオンラインティーチインが待望の書籍化。差別の複雑な実態を把捉し、それに対する解放実践にインスピレーションを与える交差性(インターセクショナリティ)の概念によって、パレスチナをめぐる抑圧と抵抗の歴史を再照射し、ありうべき連帯の可能性を開示する。フェミニズム、批判地理学、パレスチナとアメリカ黒人解放闘争との接点、クィア理論、在日朝鮮人とパレスチナ、日本赤軍の足跡、パレスチナ解放神学、シオニズムと対峙する宗教思想といった先鋭的な視角からなる8本の論考が詰め込まれた、交差的な知と実践の道具箱。

〈主な目次〉

パレスチナからのメッセージ ニダル・アブズルフ

第1章 パレスチナとの交差を見つけ出すために――交差的フェミニズムと連帯の再検討 金城美幸

第2章 パレスチナと資本主義による略奪――「占領のロジスティクス」という視座から 北川眞也

第3章 アメリカ黒人解放闘争とパレスティナとの連帯――テキストとアートで辿る闘争の経絡 阿部小涼

第4章 パレスチナと性/生の政治 保井啓志

第5章 パレスチナの歴史的鏡像としての在日朝鮮人――私が私たちになるために 中村一成

第6章 パレスチナと日本の社会運動――日本赤軍の行動の軌跡に即して 太田昌国

第7章 ジェンタイル・シオニズムとパレスチナ解放神学 役重善洋

第8章 パレスチナと共闘するための宗教ーー分断に抵抗した越境的思想家たち 早尾貴紀

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教会と社会の課題を扱う神学的オピニオン誌。1952年4月創刊。

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