女性宣教師の日本探訪記

女性宣教師の日本探訪記

明治期における米国メソジスト教会の海外伝道

齋藤元子著
本体価格:2,800円(10%税込定価: 3,080円)

サイズ:四六判 280ページ
ISBN:978-4-400-21309-3
発行年月:2009/08/21

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内容紹介

地理学史の空白を埋める貴重な労作であり、
宣教史研究にも新たな視点をもたらす問題作。
19世紀は女性の行動空間の拡大期であった。特にそれを推進したのが女性宣教師である。彼女たちは膨大な報告書簡を通して、新たな地理的知識を本国にもたらしたが、そのことは地理学史においてほとんど顧みられてこなかった。
本書は、地理学の新しいフェミニスト歴史叙述の視点から、日本で活動した3人の女性宣教師(D・スクーンメーカー、M・ホルブルック、G・ボーカス)を取り上げ、その宣教活動の特質を検討する。地理学史から宣教史への新たな視点を切り開く労作。

【目次より】
第I部 女性海外伝道運動
 第1章 女性宣教師の誕生
 第2章 メソジスト監督派教会女性海外伝道協会とその機関誌
第II部 ドーラ・スクーンメーカー
 第3章 スクーンメーカーの日本報告
第III部 メアリー・ホルブルック
 第4章 ホルブルックのみた明治初期の日本
 第5章 ホルブルックの蝦夷探訪記
第IV部 ジョージアナ・ボーカス
 第6章 ボーカスのみた明治後期の日本
 第7章 雑誌『常磐』
 第8章 海外旅行記
原史料翻訳
 「日本」
 「東京・横浜・函館・長崎」
 「日本の花々」 
 「日光での休暇」
 「函館とアイヌ集落」

 

【著者について】
齋藤元子(さいとう・もとこ)氏は青山学院大学史学科、およびお茶の水女子大学教育学部地理学科卒業。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科博士課程修了(地理学専攻)。人文学博士。お茶の水女子大学、東京女子大学、明治学院大学で非常勤講師を務める。明治学院大学キリスト教研究所協力研究員。

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