東と西の間の聖書

東と西の間の聖書

柏井宣夫著
本体価格:1,100円(10%税込定価: 1,210円)

サイズ:四六判 112ページ
ISBN:978-4-400-12485-6
発行年月:2009/01/23

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内容紹介

聖書を東西文化の交流から説明する独自の構想に立つ聖書論。
ヘレニズム文化の重要性に着目し、続編の位置づけにも一石を投ずる。
旧約聖書学を専門とし、農村伝道神学校校長を務め、また牧会の現場で多くの教会に仕えてきた著者の総括的な聖書論。

【目次より】
序 東と西の間で
一 東と西の間のイスラエル
 さすらいのアラム人ヤコブ
 モーセとミデアンの父娘
 サムソンとペリシテのデリラ
 ダビデとヒッタイト人ウリヤ
 ソロモンとシェバの女王
 東西の知恵
 東と西との間のイザヤ書
二 ヘレニズムとの出会い
 ヘブル語聖書のギリシャ語訳
 シラの子イエスの知恵
 ユディトの信仰と知恵
 ダニエルの幻と象徴
 クムランの契約共同体
 アレクサンドリアのフィロン
三 イエス運動の東西
 イエス運動の始まり
 エルサレム教会の二つの派
 パウロの回心と宣教
 ヨハネによる真理の証し
結び エルサレムの滅亡と聖書の成立
付論 キリスト教のヘレニズム化

【著者について】
柏井宣夫(かしわい・のぶお)氏は1939年生まれ。京都大学文学部卒業、東京神学大学大学院修士課程修了。
日本基督教団茨木教会伝道師(1965?69年)、碧南教会牧師(1969?79年)、農村伝道神学校教師・校長(1979?94年)、まぶね教会牧師(1994?99年)、青山町教会牧師(1999?2003年)。現在は鹿島栄光教会牧師。
著書 『真実の言葉を求めて――申命記による』(新教出版社)、『旧約聖書における創造と救い』(日本基督教団出版局)、『聖書の宣教と風土・文化』『旧約聖書の信仰の真髄』『平和な未来を告げる――イザヤ書による説教』(以上新教出版社)

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