評伝高倉徳太郎 下

評伝高倉徳太郎 下

雨宮栄一
本体価格:3,000円(10%税込定価: 3,300円)

サイズ:四六判 368ページ
ISBN:978-4-400-21312-3 C1016
発行年月:2011/03/10

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内容紹介

日本に福音的キリスト教を確立するために、神学形成と教会形成に苦闘した生涯を、上下2部作で描く。
単なる「伝記」ではなく「神学的評伝」たることをめざした労作。

下巻は、いよいよ、徳太郎が1924年38歳で英国留学から帰国し、恩師植村の死を乗り越え、開拓伝道に乗り出す。同時に日本神学校での神学教育に責任を負い、教会形成と神学教育、そして自らの神学形成に打ち込む。『福音的基督教』はそうした戦いから生まれた名著である。
著者は晩年の日記を深く読み込み、徳太郎の負った課題と懊悩、病の真相に迫る。渾身の完結編。

既刊:『評伝高倉徳太郎 上

【目次より】
第一章 帰 国
第二章 植村正久の死
第三章 開拓伝道
第四章 富士見町教会の分裂
第五章 神学校合同問題
第六章 信濃町教会の船出と神の国概念
第七章 福音同志会
第八章 『福音と現代』
第九章 日本神学校の改革と福音同志会
第十章 晩年と死
第十一章 終わりに――死を前にした説教

高倉徳太郎略年譜(一九三四年まで)

【著者について】
雨宮栄一(あめみや・えいいち)氏は1927年京城に生まれる。1953年日本基督教神学専門学校卒業。1962-63年西ドイツに留学。日本基督教団山梨教会、阿佐ヶ谷東教会、東駒形教会牧師を経て、1997年中部学院大学教授。現在同大学名誉教授。
著書:『バルメン宣言研究』(1975年)、『ドイツ教会闘争の展開』(1980年)、『日本キリスト教団教会論』(1981年)、『ユダヤ人虐殺とドイツの教会』(1986年)、『ドイツ教会闘争の挫折』(1991年)、『二人の平和主義者の殉教』(1995年)、『主を覚え、死を忘れるな』(2002年)、『青春の賀川豊彦』(2003年)、『貧しい人々と賀川豊彦』(2005年)、『暗い谷間の賀川豊彦』(2006年)、『若き植村正久』(2007年)、『戦う植村正久』(2008年)、『牧師植村正久』ほか。
訳書:E・ベートゲ『ボンヘッファー伝II、III』、ほか。

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