福音と世界 2012年6月号

福音と世界 2012年6月号

本体価格:600円(10%税込定価: 660円)

サイズ:A5判 80ページ
月刊誌:1952年4月創刊
年間予約(送料共):8,460円(10%税込定価: 9,306円)

内容紹介

 最晩年の短文、インタビュー、そして何より絶筆となった講演草稿などを収め、亡くなった翌年に出版された『最後の証し』は、険しく長い道をくぐり抜けてきた神学者バルトの明るい澄んだ信仰の世界を示して感銘深い。
 その中で、それまでの彼の歩みを考えたとき、とくにわれわれの関心を引くことの一つは、随所に見られるエキュメニズムへの言及であり、晩年のバルトの中で大きな存在となっていたカトリック教会とそれとの交流のことである。「彼の最後の諸発言の中でエキュメニカルな対話への参与がそのような広い場所を占めていることは、偶然ではない」(E・ブッシュ) 。じっさいそこには『カトリックおよびプロテスタントのラジオ説教を聞いて』というスピーチがあり、中断された最後の草稿『新しい出発・立ち帰り・告白』はカトリックのファイナー教授に依頼され、一九六九年一月の新旧両教派合同のフォーラムで語られるはずのものであった。

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福音と世界

毎月10日発行(小社入庫)。
教会と社会の課題を扱う神学的オピニオン誌。1952年4月創刊。

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