ギュツラフ訳聖書、限定50部重版しました

2009年06月30日

ギュツラフ訳聖書、限定50部重版しました

最も早く日本語に翻訳された聖書は、新約聖書の中のヨハネ福音書(約翰福音之傅)とヨハネ書簡(約翰上中下書)でした。
訳者は、ドイツ人中国宣教師ギュツラフ(=善徳。Karl F. A. Guetzlaff, 1803-51)。
彼は、尾張の漂流民音吉らと出会い、彼らを助手にして、香港でヨハネ福音書とヨハネ書簡を翻訳し、1837年(天保8年)、シンガポールの堅夏書院(アメリカンボードの出版所)から木版本として刊行しました。この「覆刻」は、原本を忠実に再現したものです。
神=ゴクラク、ことば=カシコイモノ、聖霊=カミなどと訳し、聖書和訳史上貴重な文献です。
国内には、初摺・2摺・3摺など6冊が所蔵されています。それぞれの摺の経緯と異同表、またギュツラフその人の生涯に関する解説は秋山憲兄氏の執筆。
2000年の第3回重版以来久しく品切れで、ご要望が多かったため、ここに50部限定で重版しました。この機会に是非お求め下さい。

『覆刻「約翰福音之傅」「約翰上中下書」』
ISBN 978-4-400-10677-7

 
定価10500円 (覆刻2冊と解説1冊がケースに入っています。) 

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