【トークイベント】「アーバンソウルズ 」とはいったい何か?  オサジェフォ・ウフル・セイクウ『アーバンソウルズ』刊行によせて

2022年05月25日

【トークイベント】「アーバンソウルズ 」とはいったい何か?  オサジェフォ・ウフル・セイクウ『アーバンソウルズ』刊行によせて

ゲットーの青年たちとともに行動し思考する気鋭の黒人神学者オサジェフォ・ウフル・セイクウの主著『アーバンソウルズ――黒人青年、宗教、ヒップホップ・カルチャー』。交差的な差別と崩壊しつつあるアメリカ社会、文明の黄昏を生きる青年たちのあいだで発現する霊性をヒップホップに聴き取る同書の呼びかけを、わたしたちはいかなる実践へと翻訳できるのか? あるいは、その表題に掲げられた「アーバンソウルズ」をいかに読み解き、自らに受肉させることができるのか? 同書翻訳者の山下壮起氏と、階級闘争史に詳しい歴史学者のマニュエル・ヤン氏がおおいに語り合う。

スピーカープロフィール

山下壮起(やました・そうき)

日本キリスト教団阿倍野教会牧師。著作に『ヒップホップ・レザレクション』(新教出版社)、「ギャングスタ・コンシャスネス」(『文藝別冊 ケンドリック・ラマー』河出書房新社)、『ヒップホップ・アナムネーシス』(二木信との共編、新教出版社)などがある。『福音と世界』(新教出版社)にて「フッド・スピリチュアルズ――インナーシティの霊性」を連載中。

マニュエル・ヤン(Manuel Yang)

現在、日本女子大学人間社会学部現代社会学科教員。専門は歴史社会学、民衆史。アメリカと環太平洋/大西洋の歴史を階級闘争の観点から研究。単著に『黙示のエチュード』(新評論)、共著に『ヒップホップ・アナムネーシス』(山下壮起・二木信編、新教出版社)など。『福音と世界』連載を増補書籍化した『バビロンの路上で』が近刊予定。

日時など概要

日時:6月19日(日)19:00〜21:00(30分前開場)

会場:日本キリスト教会館4階A会議室(〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-1 東京メトロ早稲田駅より徒歩7分)(AB会議室からA会議室に変更となりました……6/16追記)

会費:1000円(1ドリンク付き/予約不要)

お問い合わせ:以下フォームよりお願いします(https://www.shinkyo-pb.com/inquiry/

主催:新教出版社、共催:キリスト教事業所連帯合同労組

福音と世界

毎月10日発行(小社入庫)。
教会と社会の課題を扱う神学的オピニオン誌。1952年4月創刊。

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