ツィンツェンドルフ

ツィンツェンドルフ

ドイツ敬虔主義の巨星

エーリヒ・バイロイター[著]/梅田與四男[訳]
本体価格:2,500円(10%税込定価: 2,750円)

サイズ:四六判変型 320ページ
ISBN:978-4-400-21349-9 C1016
発行年月:2025/11/11予定

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内容紹介

第一人者による最良の入門的評伝

ニコラウス・ルートヴィヒ・フォン・ツィンツェンドルフ伯爵(1700-1760)は、ドイツ有力貴族の子として生まれ、ドレスデンの宮廷顧問官として活躍したが、モラヴィアから逃れてきた宗教難民を保護し、ヘルンフート兄弟団を設立した。自らもヨーロッパ諸国をはじめアメリカ大陸でも伝道に献身。神秘主義と正統ルター派神学の両者を継承し、数多くの賛美歌を作詞し、民衆のための〈心の神学〉を唱道した。本書は豊富な図版と共にその生涯を描く。

【目次より】
第一章 われはツィンツェンドルフという者なり
第二章 極めて巧みな手にゆだねられて
第三章 厳しい寄宿学校教育での扱いにくい生徒
第四章 反抗的な学生
第五章 貴族旅行と若き伯爵夫人たち
第六章 宮廷顧問官はドレスデンで嵐の道を行く
第七章 オーバーラウジッツにおけるツィンツェンドルフによる紛争の火種
第八章 田舎風のえり抜きの人々の来訪と独特な町の誕生
第九章 全世界におよぶ関与
第一〇章 皇帝の勘気―― 新たな住居
第一一章 ヨーロッパをくまなく
第一二章 アメリカにおいて
第一三章 独創的な時代?
第一四章 ロンドンでの六年間とドイツへの帰還

【著者】 Erich Beyreutherは1904年生まれ。ライプツィヒ大学で神学を学ぶ。戦前戦中は牧師として働く。51年ライプツィヒ大学から神学博士、2年後教授資格を取得。専門は敬虔主義を中心とする教会史。旧東独で大学への招聘を阻止され、62年西独エアランゲン大学で教会史の私講師を振り出しに各大学で教鞭を執る。87年連邦功労十字勲章。2003年逝去。ツィンツェンドルフの3巻に及ぶ伝記を著した。

【訳者】 うめだ・よしお氏は1950年、新潟に生まれる。日本聖契キリスト教団長岡教会にて受洗。現在日本基督教団無任所教師。訳書 デイル・ブラウン『敬虔主義――そのルーツからの新しい発見』、ヨハネス・ヴァルマン『ドイツ敬虔主義』、エリカ・ガイガー『エルトムート・ドロテーア・フォン・ツィンツェンドルフ伯爵夫人――ヘルンフート同胞教団の母』など。

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