宗教改革の人間群像

宗教改革の人間群像

エラスムスの往復書簡から

木ノ脇悦郎
本体価格:3,000円(10%税込定価: 3,300円)

サイズ:四六判 284ページ
ISBN:978-4-400-22727-4 C1016
発行年月:2017/03/24

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内容紹介

『痴愚神礼讃』を著して時の支配層と教会を痛烈に諷刺。新約聖書のギリシャ語本文を初めて校訂。宗教改革運動に大きく寄与。しかし自由意志論をめぐってルターと対立し、後に改革陣営から絶縁された16世紀最大の人文学者エラスムス。彼はまた偉大な文通者でもあった。往復書簡から浮かび上がる当時の改革者たちの人間群像。

【目次より】
第1章 メランヒトンとエラスムス
第2章 エコランパディウスとエラスムス
第3章 フランソワ1世とエラスムス
第4章 ヘンリー8世とエラスムス
第5章 レオ10世とエラスムス
第6章 クレメンス7世とエラスムス
第7章 エックとエラスムス
第8章 ベダとエラスムス
終 章 まとめに代えて
 おわりに
 エラスムス著作索引
 人名解説/書簡年表
【著者について】
木ノ脇悦郎(きのわき・えつろう)
1942年生まれ。1968年、関西学院大学大学院神学研究科修士課程修了(神学修士)。1980-81年、カナダ・トロント大学客員研究員。1992年、関西学院大学よりエラスムス研究により博士学位受領(神学博士)。2001-02年、アムステルダム自由大学客員研究員。福岡女学院短期大学教授、関西学院大学神学部教授、同神学部長、福岡女学院院長、福岡女学院大学学長を歴任。著書:『エラスムス研究――新約聖書パラフレーズの形成と展開』(日本基督教団出版局、1992)、『エラスムスの思想的境地』(関西学院大学出版会、2004)他。訳書:A・ケニー『ウィクリフ』(教文館、1996)、エラスムス『天国から締め出されたローマ法王の話』(新教出版社、2010年)他。

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