嵐の中の教会
嵐の中の教会
ヒトラーと戦った教会の物語
O.ブルーダー著/森平太訳
本体価格:1,000円(10%税込定価:
1,100円)
サイズ:新書判
188ページ
ISBN:978-4-400-54230-8
発行年月:1989/12/10(改訳新版)
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内容紹介
ナチスの暴虐の嵐吹きつのるなかで、御言葉の真理を守るため敢然と戦ったドイツ農村の一小教会を舞台とした小説。極限状況下にイエスを主と告白しつづける教会の姿を感動的に描く。改訳新版復刊。
【著者について】オットー・ブルーダー(Otto Bruder, 1889-1970)
本名オットー・ザロモン。フランクフルトのリベラルなユダヤ人家庭に生まれ、1911年にキリスト教の洗礼を受けた。第一次大戦に従軍。ミュンヘン大学で文学と美術史を学ぶかたわら演劇活動に携わる。1922年からミュンヘンのクリチャン・カイザー出版社に編集者として勤務、ナチ台頭後は出版人として教会闘争に参与。1938年スイスに亡命。同地でエキュメニカル運動に協力。戦後はチューリヒのツヴィングリ出版社の社長を務めた。妻はクリストフ・ブルームハルトの姪。
【訳者について】森 平太(もり・へいた 1924-2012年)
本名森岡巌。高知県生まれ。1949年東京大学法学部卒業と同時に新教出版社入社。1978-2002年同社社長を務めた。著書:『服従と抵抗への道』(1964年)、『ただ進み進みて』(2011年)ほか。訳書:ボンヘッファー『キリストに従う』(1966年)ほか。