文化の起源

文化の起源

人類と十字架

ルネ・ジラール 著/田母神 顯二郎 訳
本体価格:4,000円(10%税込定価: 4,400円)

サイズ:四六判 432ページ
ISBN:978-4-400-31995-5
発行年月:2008/02/25

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内容紹介

欲望の模倣理論、身代わりの犠牲理論などを駆使して人類文化の根源的な暴力性を追求し続けてきたジラールが、自らの精神形成の道のりを振り返りながら、その思想の射程を縦横に論じたインタビュー集。

2005年にアカデミー・フランセーズ会員に推挙され、フランス思想界でますます存在感を増すジラールが、9.11事件以後の、暴力が昂進する世界に向けて発する貴重な発言。
福音書の受難物語はなぜ暴力批判たりうるのか? キリスト教はいかなる意味で暴力文化に対する「躓きの石」なのか?

訳者 田母神 顯二郎(たもがみ・けんじろう)は1960年生まれ。早稲田大学文学部英文学専攻卒業。明治大学大学院文学研究科仏文学専攻を経てパリ第8大学博士課程修了。文学博士。現在、明治大学文学部准教授。主な著書:Quelques Orients d’Henri Michaux(Edition Findakly, 共著)

【目次から】
第1章 「精神の歩み」
第2章 「研究すべき理論」:ミメーシス的メカニスム
第3章 キリスト教というスキャンダル
第4章 「象徴的動物」としての人間
第5章 理論の源泉と批判:フレイザーからレヴィ・ストロースまで
第6章 方法、明証性、そして真実
第7章 モダン、ポスト・モダンそして世界の終わり

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福音と世界

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教会と社会の課題を扱う神学的オピニオン誌。1952年4月創刊。

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