評伝矢内原忠雄

評伝矢内原忠雄

関口安義著
本体価格:8,000円(10%税込定価: 8,800円)

サイズ:A5判・函入 691ページ
ISBN:978-4-400-21325-3 C1016
発行年月:2019/04/19

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内容紹介

矢内原伝の決定版

今なぜ矢内原忠雄か。
彼の預言者的実存には、
21世紀の日本人が耳を傾けるべき豊かな内実がある。
矢内原忠雄(やないはら・ただお 1893-1961)は新渡戸稲造・内村鑑三の薫陶を受け、無教会主義キリスト者として伝道に献身しつつ、実証を重んずる経済学者として、とりわけ帝国日本の植民地経営に対する批判的研究において第一級の業績を上げ、軍国日本と対決して野に退き、戦後は東大総長として再建日本の精神的指導に挺身した。本書は、その生涯を他の追随を許さぬ綿密な調査と膨大な資料を基に描きあげた1100枚を越す評伝の決定版である。
また詳細を極めた50頁におよぶ索引は、さながら矢内原に関する小事典の趣を呈する労作。
【著者について】
関口安義(せきぐち・やすよし)
1935年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。都留文科大学教授、文教大学教授などを歴任、また中国・河北大学、オレゴン大学、ワイカト大学などで客員教授を務めた。現在都留文科大学名誉教授。博士(文学)。専門は日本近代文学。著書に『評伝 豊島与志雄』(未来社)、『芥川龍之介』(岩波新書)、『特派員 芥川龍之介 中国でなにを視たのか』(毎日新聞社)、『芥川龍之介とその時代』(筑摩書房)、『恒藤恭とその時代』(日本エディタースクール出版部)、『評伝 長崎太郎』(同)、『よみがえる芥川龍之介』(NHK出版)、『芥川龍之介新論』(翰林書房)など多数。日本キリスト教会浦和教会会員。

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