評伝高倉徳太郎 上

評伝高倉徳太郎 上

雨宮栄一
本体価格:3,100円(10%税込定価: 3,410円)

サイズ:四六判 384ページ
ISBN:978-4-400-21311-6
発行年月:2010/10/01

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内容紹介

日本に福音的キリスト教を確立するために、神学形成と教会形成に苦闘した生涯を、上下2部作で描く。
単なる「伝記」ではなく「神学的評伝」たることをめざした労作。

上巻は、生い立ちに始まり、1924年38歳で英国留学から帰国するまでを扱う。
この間、高倉は、植村正久の薫陶を受け、献身の志を与えられ、若き牧師として札幌と京都で働く傍ら、教会を真に宣教的な教会とする課題を痛感した。
上巻は、そのために高倉がいかなる神学的問題と格闘したかを明らかにし、福音主義信仰を明確にするまでの道のり、とりわけ英国留学での課題と成長を詳しく分析する。下巻は2011年初頭に刊行予定。

【目次より】
序に代えて
第一章 出 自
第二章 幼少期
第三章 金沢・第四高等学校時代
第四章 植村正久との出会い
第五章 若き伝道者として
第六章 パスカル研究
第七章 京都吉田教会牧師としての働き
第八章 札幌北辰教会の牧師時代
第九章 洋行まで
第十章 文化から神の国理解へ
第十一章 英国留学
第十二章 留学前期の神学的課題
第十三章 留学後期の神学的課題
付 論 神学的回心と信仰的回心
      高倉徳太郎と桑田秀延の場合
高倉徳太郎略年譜(一九二四年まで)

既刊:『評伝高倉徳太郎 下

【著者について】
雨宮栄一(あめみや・えいいち)氏は1927年京城に生まれる。1953年日本基督教神学専門学校卒業。1962-63年西ドイツに留学。日本基督教団山梨教会、阿佐ヶ谷東教会、東駒形教会牧師を経て、1997年中部学院大学教授。現在同大学名誉教授。
著書:『バルメン宣言研究』(1975年)、『ドイツ教会闘争の展開』(1980年)、『日本キリスト教団教会論』(1981年)、『ユダヤ人虐殺とドイツの教会』(1986年)、『ドイツ教会闘争の挫折』(1991年)、『二人の平和主義者の殉教』(1995年)、『主を覚え、死を忘れるな』(2002年)、『青春の賀川豊彦』(2003年)、『貧しい人々と賀川豊彦』(2005年)、『暗い谷間の賀川豊彦』(2006年)、『若き植村正久』(2007年)、『戦う植村正久』(2008年)、『牧師植村正久』ほか。
訳書:E・ベートゲ『ボンヘッファー伝II、III』、ほか。

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