逆風に抗して

逆風に抗して

ドロテー・ゼレ回想録

ドロテー・ゼレ[著]/三鼓秋子[訳]
本体価格:2,900円(10%税込定価: 3,190円)

サイズ:四六判 336ページ
ISBN:978-4-400-51764-1 C1016
発行年月:2020/04/24

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内容紹介

不屈の女性神学者!

神学に核心的な視点をもたらし続け、常に斯界を震撼させてきたドロテー・ゼレ(1929-2003)。戦時下の幼い日々から多感な少女時代、ゴーガルテンやブルトマンと出会った神学修行時代、そして子どもを抱えながらの離婚と再婚、解放の神学やフェミニスト神学との出会い、「政治的な夜の祈り」、反戦・反核運動、反アパルトヘイト運動などの実践活動への関与、ユニオン神学校での教員生活など、波乱に富んだ自らの人生行路を赤裸々に綴る。
逆風に負けない不屈の精神と知性、そして美的なものに開かれた感性が随所にきらめく稀有な人格を、生き生きと伝える自伝の傑作。
ドロテー・ゼレ(Dorothee Solle)
1929年、ケルンで生まれる。最初、哲学と古代言語を学び、後に専攻をプロテスタント神学とドイツ文学に変更。教員生活を経て、1960年から神学的な著作家として活動。『苦しみ』(新教出版社、1975年)、『内面への旅』(新教出版社、1983年)、『軍拡は戦争がなくても人を殺す』(YMCA同盟出版部、1985年)、『キリスト教倫理の未来』(新教出版社、1987年)、『働くこと愛すること』(日本基督教団出版局、1988年)、『幻なき民は滅ぶ』(新教出版社、1990年)、『神を考える』(新教出版社、1996年)などの邦訳がある。
訳者 三鼓秋子(みつづみ・あきこ)
1948年、奈良市生まれ。1971年、国際基督教大学卒業。1972?76年、ゲッティンゲン大学留学。1976?2008年、京都ゲーテ・インスティトゥートに勤務。2009年9月、ベルリンに移住。訳書にドロテー・ゼレ著『幻なき民は滅ぶ』(新教出版社、1990)、同『神を考える』(新教出版社、1996)など。

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