第二コリント書 10-13章

第二コリント書 10-13章

現代新約注解全書

佐竹明
本体価格:9,700円(10%税込定価: 10,670円)

サイズ:A5判 664ページ
ISBN:978-4-400-11170-2 C1016
発行年月:2019/11/25

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内容紹介

緻密を極めた、
世界最高水準の第二コリント書注解、
待望の第2回配本。

10章から13章は、パウロを中傷してコリント教会を混乱に陥れた巡回伝道者ら論敵の言い分に対し、使徒はただ主のみを誇るべきこと、また使徒が苦難を受けるべきことを語り、偽使徒を退けるよう説く。また第三の天に引き上げられた自らの体験を語りつつ、「弱さを誇る」と語る。パウロ神学の核心を究明する。

次回1-9章を扱います。(数年後になる予定)


【著者について】
佐竹明(さたけ・あきら)氏は1929年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科、同大学院人文科学研究科(西洋古典学専攻)を経て、56-59年、ハイデルベルク大学、チューリヒ大学神学部に留学。59-62年、ハイデルベルク大学付牧師。63年、ハイデルベルク大学にて神学博士の学位を取得。63-76年、青山学院大学文学部神学科教授。77-90年、広島大学総合科学部教授。1990-2004年、フェリス女学院大学教授。1996-2004年、同大学学長。広島大学、フェリス女学院大学名誉教授。2011年、ヨハネ黙示録の研究により学士院賞・恩賜賞受賞。
著書 Gemeindeordnung in der Johannesapokalypse(1966)、『ピリピ人への手紙』(1969)、『ガラテア人への手紙』(1974)、『喜びに生きる』(1976)、『新約聖書の諸問題』(1977)、『使徒パウロ』(1981、新版2008)、『ヨハネの黙示録』(旧版上・下1978, 89)、『ヨハネの黙示録 』(2007-2009)、Die Offenbarung des Johannes(KEK, 2008)、『第二コリント書8-9章』(2017年)等。
訳書 E・シュヴァイツァー『新約聖書における教会像』(1968)、G・ボルンカム『パウロ』(1970)、同『新約聖書』(1972)等。

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